キャッシング返済の実質年率とは

実質年率とは、借りたお金を1年後に一括で返済時に付く利子を借り入れ金との割合を示した値です。具体的に例を挙げると、仮に100万円を金融機関から実質年率10%で借りた場合、1年後に返済すべき利子は100万円の10%に当たる10万円となります。
しかし、実際の返済するとすれば返済方法はいろいろありますが、多くの方が少しずつ返済する方が多いかと思います。その場合、日割りで利息計算されるので借りている元金を少しでも返済すれば、減った元金で利息計算されるので少しずつ利息は減っていくことになります。もうおわかりの通り、同じ実質年率で100万円を借りたとしても返済のスピードに対応して利息が変化して、早く返済すればするほど利息を小さくすることが出来ます。
実際にキャッシングする際に、実質年率がわかっているので手計算しようとしても、なかなかややこしいので、実際に返済計画を立てたい方はインターネットのシミュレーションソフトなどを利用することをオススメします。

実質年率をキャッシング時に確認を!!

キャッシングするなら返済プランを明確にするためにも必ず実質年率を確認しておきましょう。実質年率で返済をする時は、何回で返済をするのか、いつまでに返済をするのかによって最終的に返済する合計金額が大きく変わってくるので、事前に返済プランを立てて返済可能なキャッシングをするように計画しましょう。
利息以外の手数料や印紙税などの諸費用を含めて算出されたものが実質年率なので、最終的に返済しなければならない総金額を計算できることでしょう。しかし、中には実質年率とは別に印紙代や手数料などの諸費用を別に請求してくるようなキャッシング会社は違法行為に当たる可能性があるので注意しましょう。ヤミ金融の中には、はじめは低い金利で相手を安心させておいて、いざ返済となると違法な手数料や印紙税などの諸費用を請求するところもあるようです。注意しておきたいポイントです。
実質年率の表示は法令で義務化されているので必ず確認して、見せかけの低金利に惑わされてキャッシングするようなことは避けましょうね。

アドオン方式と実質年率方式の違い

アドオン方式は、よく目にする実質年率方式とは少し計算方法がことなりますので注意が必要です。アドオン方式はアメリカから広がり、見かけ上の金利が低く利息計算がしやすく理解しやすいので日本でも採用されてきました。しかし、現在では実質年率での表示が法律により義務づけられているため、このアドオン方式は見かけることが少なくなりました。
アドオン方式の計算方法は、仮に100万円キャッシングした場合、アドオン率を20%とすると一年で返済時の利息は20万円となります。それを12回の分割で返済する場合、一回の返済金額が120万÷12=10万円ずつとなります。
このようにアドオン方式は、実質年率方式と異なり返済回数や利息の計算が非常にわかりやすいのが特徴です。しかし、全く同じ条件で実質年率方式と比較すると実質年率で計算する場合、1年後の返済総額は111万円となりますので、アドオン方式の方が最終的に利息が高くなる結果となります。
そのため、アドオン方式での利率の表示が実質年率より低く表示される傾向がありますが、実際に最終的な利息には大きな差がありますので、キャッシングの際には注意しましょう。

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